尊富士の凱旋パレードへ “共演”する立佞武多「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」を準備/青森・五所川原市

尊富士関の凱旋パレードに向けて、青森県五所川原市の立佞武多の館では4月30日夜、館内の大型立佞武多を並び替える作業が行われました。

パレードのスタート地点となる立佞武多の館。立佞武多の出入り口となる大扉が開くと…。

五所川原市役所の職員を中心とした70人ほどが、館内に展示されている大型立佞武多を人力で出し入れして、順番を入れ替えます。

【運び出し作業】
「そーれ、そーれ」

大扉のすぐ近くに並び替えられたのは、2023年の新作立佞武多、「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」。

尊富士関が土俵入りの際に身に着ける化粧まわしにデザインされています。

パレードの前に行われるセレモニーでは、大扉が開けられて、尊富士本人との共演が実現します。

【五所川原市総務部 長谷川哲部長】
「夜の時間外に、多くの若手職員に参加していただいて本当に助かっています」
「市外の皆さん、県外の皆さんにも喜んでいただけるものになると確信しておりますので、ぜひ足をお運びいただきたいです」

尊富士関と「素戔嗚尊」が並び立つセレモニーは、5月1日午後3時半から行われる予定です。

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