セブン‐イレブン、QRコード読取式電子レンジの設置店1,080店に拡大

(i-stock/coffeekai)

セブン‐イレブン・ジャパン(東京都)は、商品ラベルのQRコードを読み取り、適切に加熱ができるシャープ(大阪府)の電子レンジの設置店舗を東海エリアのセブン‐イレブン1,080店に拡大したと、4月25日に発表した。

近年、セブン‐イレブン店舗では幅広い年代やさまざまな国籍の従業員が働いており、商品を電子レンジで温める際、簡単かつスピーディーに正確な加熱時間を設定したいという要望があった。また、一部店舗ではお客がセルフで操作するレンジを導入しており、その中でボタン操作が複雑であるという課題もあった。

こういった背景により、ワット数や加熱時間が自動設定できる電子レンジの実店舗でのテストを2021年11月より開始しており、今回1,080店舗にまで拡大した。

機能としては、電子レンジ上部に設置した高性能カメラにQRコードをかざすことで、商品ラベルに印字された専用QRコードを読み取り、ワット数や加熱時間などの情報をスムーズに設定する。また、食品検知センサーにより庫内の食品有無を検知し、QRコードを読み取り後、ドアを閉めるだけでボタン操作せずに自動で加熱も可能だ。

(画像)セブン‐イレブン・ジャパン・ニュースリリースより

〈概要〉
・設備名称:シャープ製 業務用電子レンジ<RE‐7700S>
・テスト実施エリア:東海3 県のセブン‐イレブン1,080 店
(愛知県の一部、三重県、岐阜県)
・使用方法:
電子レンジ上部のカメラでQR コードを読み取り、
商品ごとにQR コードに登録されたワット数や加熱
時間を自動で設定し、ドアを閉めると加熱を開始

© ダイヤモンド・リテイルメディア