「行くぞーーーーーっ!!頂点」女子の国別対抗戦、BJK杯ファイナルズ1回戦で日本はルーマニアと対戦<SMASH>

11月にスペイン・セビリアで開催される女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」(BJK杯)のファイナルズ(決勝大会)。国際テニス連盟(ITF)による組み合わせ抽選会が現地4月30日に行なわれ、日本代表チームは1回戦でルーマニアと対戦することが決まった。

「BJK杯ファイナルズ予選」でカザフスタンに勝利した日本チームの他、同じく予選を勝ち上がったポーランド、イギリス、ルーマニア、ドイツ、アメリカ、スロバキア、オーストラリアと、23年大会優勝のカナダ、準優勝のイタリア、開催国スペイン、主催者推薦のチェコの計12チームで頂点を争う。

昨年まではグループリーグ戦後に各グループ1位が準決勝に進むフォーマットだったが、今年はリーグ戦が廃止されてトーナメント方式となり、8チームが1回戦から戦い、シード国のカナダ、イタリア、チェコ、オーストラリアが準々決勝から参戦する。
日本はルーマニアに勝てばシードのイタリアと対戦することになる。杉山愛監督はインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える機能)で「行くぞーーーーーっ!!頂点」「良いよ!!イケる気がする!!今のTEAM JAPANなら」と、意気込みを記した。新方式での戦いぶりが注目されるなかで、日本チームの世界一への道のりに期待がかかる。

BKJ杯ファイナルズは1回戦が11月12日~14日、準々決勝が同15日~17日、準決勝が同18日、19日、そして決勝は同20日に行なわれる予定だ。なお、男子の国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」が11月19日~24日に同じスペイン(マラガ)で開催されるため、テニスの男女ワールドカップが約2週間にわたり同一国で行なわれることになる。

構成●スマッシュ編集部

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