救命率向上へ 119番映像通報システム

救命率向上へ 119番映像通報システム

 千葉県北東部と千葉市以南の43の市町村から119番通報を受け付けるちば消防共同指令センターは5月1日から、映像通報システム「Live119」の運用を始めました。

 共同指令センターによりますと「Live119」は、通報した人からのリアルタイムの映像で通報現場の詳しい状況を把握するシステムです。

 119番通報を受けた指令管制員が通報した人にスマートフォンのショートメッセージで映像送信用のURLを送り、通報現場の映像を撮影してもらいます。

 映像は、共同指令センターにリアルタイムで送られ、場所の特定や詳しい状況確認の他、救命率を上げる応急手当の指導にも役立てられるということです。

 共同指令センターの担当者は、「このシステムの導入で迅速な救急活動や消火作業などにつながると考えている。システムを活用し、救命率の向上を図っていきたい」と話しています。

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