井上尚弥に750日密着取材したドキュメント! 5月6日のルイス・ネリ戦への道のりを追う

テレビ朝日系では5月12日に、井上尚弥選手への750日におよぶ密着取材でそのありのままの姿に迫るドキュメント「密着×モンスター井上尚弥~伝説の750日~」(午後1:55。一部地域を除く)を放送する。井上選手が重ねてきた熱戦のほかにも、国内合宿や貴重なスパーリングなど、地上波独占素材も収められている。

格闘技において全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号であるパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで、日本人として初めて1位の評価を受け、アジア人初の二階級四団体統一という歴史的偉業を成し遂げた井上選手。20歳で当時日本最速となるプロ6戦で世界王座をつかみ、以来10年間、世界戦のみを無敗で戦い、日本ボクシングの新時代を切り開き続けた。

「密着×モンスター井上尚弥~伝説の750日~」では、2022年6月にWBC世界バンタム級王者、ノニト・ドネア選手と行われたバンタム級三団体統一戦前から密着を開始。ドネア選手は、19年に井上と12ラウンドの死闘を演じ、判定までもつれた宿敵だ。試合は1回終了間際に井上選手がダウンを奪い、2回にも序盤から攻勢に出て2度目のダウンを奪う展開に。2回1分24秒という電光石火でTKOをもぎとりWBC王座を獲得した。そして同時に、日本人初となる三団体統一王者に上り詰めた。

節目節目の相手に対しさまざまな対策をし、想像を絶する壮絶な減量とも戦いながらリングへと向かってきた井上選手は、30歳でスーパーバンタム級に階級を上げる。そして、23年7月には、井上にとって過去最強の相手ともいえるWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン選手に挑戦した。階級を上げるというチャレンジングな状況下で、井上選手が行ったこととは?

そして、“モンスター”“日本ボクシング史上最高傑作”と呼ばれた井上選手が、5月6日にマイク・タイソン以来34年ぶりの東京ドームで因縁の相手であるルイス・ネリ選手とタイトルマッチでの対戦を迎える。「みんなが望む結果、それを超える戦いをしなきゃいけないと思っている」――そう語る井上選手がどんな進化した姿を見せるのか、注目だ。

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