「突然何かを生み出す」 ムシアラも認めるレアルの“理不尽さ”…… CL決勝進出が懸かる運命の2ndレグは「勝利に向けてプッシュしていく」

バイエルン・ミュンヘンのムシアラが、レアル・マドリードの強さについて語った ©Getty Images

バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、レアル・マドリード戦後にインタビューへと応じた。

現地時間4月30日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバイエルン・ミュンヘンvsレアル・マドリード戦は、24分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの得点でレアル・マドリードが先制に成功。対するバイエルン・ミュンヘンも、53分にドイツ代表MFレロイ・サネの豪快な一撃で同点に追いつくと、直後の57分にはイングランド代表FWハリー・ケインがPKを沈めて一気に逆転する。しかし、勝負強いレアル・マドリードは、83分にヴィニシウスがPKでこの日2得点目をマーク。試合はこのまま2-2で終了した。

ドイツメディア『スカイ』は、試合後にインタビューへと応じたムシアラのコメントを紹介。先発フル出場でチームの攻撃をけん引した21歳のアタッカーは「僕たちは多くのチャンスを作った。でも……」と、これまでレアル・マドリードがたびたび見せてきた“理不尽さ”について言及した。

「レアル・マドリードには、一見何もないようなところから突然何かを生み出すクオリティーがあるよね。ちょっと苦い気分だよ。でも、僕たちは気を引き締めて2ndレグに臨んでいきたい」

また、ムシアラは「このような試合は素晴らしく、子どもなら誰もが夢見るようなもの。僕がいつも夢見てきたのは、間違いなくこういった試合でのプレーなんだ」と、大舞台でプレーできる喜びを語った。CL決勝進出が懸かる5月8日の2ndレグについては、「ここ(バイエルン・ミュンヘンの本拠地『フースバル・アレーナ・ミュンヘン』)でプレーしたようにプレーし、勝利に向けてプッシュしていく必要があるね」と意気込んでいる。

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