井上尚弥に負けたフルトン、1階級上のフェザー級で6・15再起戦 世界王座決定戦昇格の可能性も

プロボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級の元王者スティーブ・フルトン(米国、29)が2024年6月15日に再起戦を行うことが決まった。米ボクシング専門誌「ザ・リング」(WEB版)が4月30日に報じた。

フルトンはWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者時代の23年7月に、井上尚弥(大橋、31)と世界タイトル戦を行い、8回TKO負けを喫した。

対戦相手はWBA6位のヌニェス

フルトンは井上戦後、リングから遠ざかっており、今回が約1年ぶりのリングとなる。これまでスーパーバンタム級で戦ってきたが、減量苦から階級を1つ上げフェザー級での再起となる。

「ザ・リング」によると、対戦相手はWBA世界フェザー級6位ルイス・ヌニェス(ドミニカ共和国)。この対戦の前に、WBA同級現王者のレイモンド・フォード(米国)が6月1日に防衛戦を予定しており、防衛に成功すれば王座を返上する見込みだという。

フルトンはWBA世界フェザー級2位にランクされており、フォードが王座を返上した場合、ヌニェス戦が王座決定戦になる可能性があるという。

井上にプロ初黒星を喫したフルトンの成績は21勝(8KO)1敗。

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