コメリ 和歌山県にグループ最大規模の物流拠点「関西流通センター」、建設工事着工 25年度稼働予定

コメリ(新)関西流通センター 竣工イメージ(コメリ ニュースリリースより)

コメリ(新潟県)は4月23日、和歌山県橋本市に「コメリ(新)関西流通センター(仮称)」を建設することを発表した。6月に着工し、稼働は2025年度を予定している。

同社は、関西地域における多店舗出店の要となる物流拠点を整備するため、、2022年に和歌山県および橋本市と協定を締結し、「コメリ(新)関西流通センター」建設に向けた準備を進めており、今回、建設の概要計画がまとまった。

同施設は、コメリグループ11カ所の物流拠点の中で最大規模の物流拠点となり、物流の2024年問題へ対応するため、作業効率の向上や新たな仕組みを導入することで生産性向上に向けた取り組みを実現していく。

コメリは今後も、国内3,000店舗ビジョンに向けて、多店舗化の要となる物流網の整備を全国で実施し、中長期的な成長と企業価値の向上を目指すという。

■コメリ(新)関西流通センター概要
名称: コメリ関西流通センター(仮称)
開発・運営: 北星産業株式会社(コメリの100%子会社)
所在地: 和歌山県橋本市あやの台三丁目4
敷地面積: 87,383㎡
延床面積: 78,884㎡
設備投資: 約120億円(土地建物・機械設備・システム関連)
着工: 2024年6月(予定)
稼動予定: 2025年度(予定)
※稼働時期の詳細がまとまり次第、改めてお知らせいたします
機能:
・仕分けセンター(TC)
・商品保管センター(DC)
・資材センター
・フレッシュ・マネジメント・センター(FMC)
・環境ステーション
管轄地域: 三重県(1部地域)・滋賀県(1部地域)・京都府(1部地域)大阪府・奈良県・和歌山県

© ダイヤモンド・リテイルメディア