GSではPSGに勝てずのドルトムント、テルジッチ監督「少しでもリードを」

接戦予想のテルジッチ監督[写真:Getty Images]

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が2ndレグに繋がる試合を望んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝では2戦合計スコア5-4のアトレティコ・マドリーとの打ち合いを制し、11シーズンぶりのベスト4進出を決めたドルトムント。1日にはグループステージでも戦ったパリ・サンジェルマン(PSG)との準決勝1stレグに挑む。

前日会見に臨んだテルジッチ監督はホームの1stレグで優位を得たいとコメント。2試合通じて競り勝つことをイメージしている。

「接戦を2試合演じたい。明日はホームアドバンテージを活かして良い結果を得るチャンスがある」

「(目標は)パリでの試合を優位に進めるため、少しでもリードを広げることだ。決勝進出という大きな夢を叶えるには、180分間最高のパフォーマンスを見せなければならない。まずはドルトムントで。来週はパリで」

また、テルジッチ監督は先日のリーグ・アンで3連覇を決めたPSGの状態にも言及。グループステージでの対戦時はアウェイで敗戦、ホームでドローに終わっていた中、ほとんど負け知らずの相手を最大限に警戒している。

「(今のPSGは)シーズンのピークにある。彼らは多くの良い結果を残しているし、2024年はたった1敗しかしていない。我々はあの時のドルトムント(グループステージのホームゲーム)でのパフォーマンスを上回らなければならない。PSGは非常に柔軟でスピードがあり、いつだって試合中にフォーメーションを修正することができる」

「我々にとって大事なのは、自分たちの原則と優先順位をはっきりさせることだ。どのエリアでボールを奪いたいのか、いつ自分のポジションから飛び出すのか、どこでお互いをサポートするのか」

「我々は彼らを痛めつけるためのプランを練っている。高い位置から仕掛け、自分たちのテンポで試合を進められれば、パリ相手でも得点チャンスを作り出せるはずだ。それが明確なミッションとなる。接戦の2試合になるだろう。接戦の良いところは、勝てる可能性があるところだ」

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