夏の風物詩一足先に始まる 名水100選・「観音水」を使った“そうめん流し”

きょうから5月です。
愛媛県西予市では、名水100選にも選ばれている「観音水」を使ったそうめん流しが始まりました。

名物のそうめん流しが始まったのは、川のせせらぎが響き渡る西予市宇和町の「名水亭」。
同町明間(あかんま)地区の老人クラブのメンバーおよそ10人で運営しているこのそうめん流しは、30年以上続く夏の風物詩です。

使われる水は、地区の鍾乳洞から湧き出る名水100選の「観音水」。
年間を通じ14℃と冷たく、営業初日の1日は、地元の人たちが、観音水で流れてきたそうめんを、観音水で仕込まれた特製のつゆにつけながら美味しそうに味わっていました。

訪れた人たち

「この冷たいきれいな水で(そうめんが)流れてくるのがここの魅力」
「麺のコシがお出汁と合ってちょうど良い美味しい」
「マイナスイオンとともに心も体もお腹も満たされて非常に幸せな気持ちになる」

明間寿会 兵頭竹美会長
「川の音を聞きながら、涼しいところで美味しいそうめんを食べてもらったら最高」

名水亭の観音水そうめん流しは、6月までは土日祝日のみ、7月からは毎週月曜を除き8月31日まで営業しています。

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