亡命した元中日右腕がIL入り 背中を負傷か…先発転向→4試合で勝ち星なし

ブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス【写真:ロイター】

ここまで4試合に登板し、0勝1敗、防御率4.11

ブルージェイズは4月30日(日本時間5月1日)、ジャリエル・ロドリゲス投手が胸椎炎症で15日間の負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。ここまで4試合に登板し、0勝1敗、防御率4.11の成績を残している。

2023年まで中日でプレーし、3年目の2022年には56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。しかし、昨春のWBCにキューバ代表として出場後は来日せずに亡命。中日から自由契約になると、今年2月にブルージェイズと5年総額3200万ドル(約50億2000万円)の契約を結んでいた。

4月13日(同14日)、本拠地でのロッキーズ戦でデビューし、3回2/3を投げて4安打1失点。勝ち投手とはならなかったが、6奪三振を奪う快投で、降板時にはスタンディングオベーションを受けた。

その後も先発するが、いずれも5回まで投げることはなく降板。29日(同30日)のロイヤルズ戦では3回2/3を投げて3失点(自責2)で降板していた。全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は、「昨日の先発登板で、彼は背中に痛みがあった」と伝えている。(Full-Count編集部)

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