秋田市で結核の集団感染 県内6年ぶりの集団感染

秋田市は市内の高齢者施設で結核の集団感染が発生したと発表しました。

県内での発生は2018年以来です。

秋田市保健所によりますと去年7月、

秋田市の高齢者施設に入所する80代の男性が肺結核と診断されました。

届け出を受けた秋田市保健所が施設の利用者と職員合わせて45人の健康診断を行ったところ、

先月25日までに3人の発病と2人の感染を確認しました。

県内で結核の集団感染が発生したのは、2018年以来です。

秋田市保健所は、結核は早期に発見されれば薬で完治するとしたうえで、

かぜの症状が長引く場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。

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