「まだあと30分も待つの?」と言いたげな表情が切ない
ご飯待ちする猫ちゃん。愛らしい表情で見つめる姿が、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@megthekitten」さん。
当ポストには2024年4月17日時点で1000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、犬猫の生涯必要経費についてもご紹介します
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「あと30分」けなげに待つ猫ちゃんがかわいい
「なにかを訴えている。ごはんはあと30分後だよ。」というコメントとともに投稿されたのは、1枚の写真でした。
そこに写っているのは、布団の向こう側から視線を送る猫ちゃん。ちんまりと佇み「ジッ」とこちらを見ているのがわかりますね。
Xでたくさんの注目を浴びているのは「メグ」ちゃんという猫の女の子。このときは「ご飯の時間まであと30分」だったそうで、お食事タイムを心待ちにしていたようです。
お部屋の隅で佇むメグちゃんの表情からは「まだ~?」なんて心の声が聞こえてきそう。愛らしい「無言の圧」が、心をくすぐる1枚です。
毛づくろいのときのかわいい格好にも注目
Xアカウントでは、食卓で毛づくろいしてしまうメグちゃんの様子や、飼い主さんとの「ご飯の様子」なども公開されている@megthekittenさん。食事風景では、手足をちょこんと踏ん張りながら食事をする、愛らしい仕草も目を惹きますよ。ぜひご覧になってください。
メグちゃんの落ち着いた雰囲気や優しい佇まいにも、心をくすぐる魅力がありますね。お家での快適な暮らしを満喫していることや、たくさんの愛を受けて過ごしていることが垣間見えてホッコリします。
@megthekittenさんのXアカウントでは、このほかにもメグちゃんの日常を多数公開されています。表情豊かでチャーミングなメグちゃんの写真を、覗いてみてはいかがでしょうか。
なにかを訴えている。ごはんはあと30分後だよ。 pic.twitter.com/ebwnYuTJQ5
— meg (@megthekitten) April 16, 2024
犬や猫を飼うために必要な「生涯必要経費」
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
犬や猫を飼うためには、フードや医療費はもちろんのこと、予防接種費、去勢手術の費用など、多くの経費を必要とします。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果を元に、犬、猫それぞれの「生涯必要経費」はいったいどのくらいなのか、2021年から2023年のデータをご紹介します。
犬の生涯必要経費は、個体差には大きく左右されない結果に
まずは、犬の生涯必要経費を見ていきましょう。
犬の大きさ別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 犬の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
犬全体:244万8784円(14.65歳)
- 超小型:253万2347円(15.30歳)
- 小型:217万3910円(14.05歳)
- 中型・大型:231万7006円(13.52歳)
【2022年】生涯必要経費
犬全体:251万7524円(14.7歳)
- 超小型:246万8346円(15.31歳)
- 小型:246万133円(14.28歳)
- 中型・大型:305万5401円(13.81歳)
【2023年】生涯必要経費
犬全体:244万6068円(14.62歳)
- 超小型:255万4012円(15.07歳)
- 小型:238万2200円(14.29歳)
- 中型・大型:¥255万9186円(13.86歳)
2023年の中型、大型犬の飼育費用は昨年を下回っています。
特に大型犬の飼育費用は、昨年より約50万円も下回る結果となりました。
続いて、猫の生涯必要経費を見ていきましょう。
猫の生涯必要経費は、内猫と外猫で30万円の差がある
猫の生涯必要経費も見ていきましょう。
内猫(主に室内で飼育)、外猫(主に屋外で飼育)別にそれぞれご紹介します。
※()内は平均寿命
※ 猫の年齢ごとに算出した平均支出金額を平均寿命まで足しあげることにより算出
【2021年】生涯必要経費
猫全体:153万5678円(15.66歳)
- 外に出る:136万2622円(13.75歳)
- 外に出ない:168万8932円(16.22歳)
【2022年】生涯必要経費
猫全体:131万6467円(15.62歳)
- 外に出る:132万3874円(14.24歳)
- 外に出ない:130万1776円(16.02歳)
【2023年】生涯必要経費
猫全体:149万8728円(15.79歳)
- 外に出る:124万9906円( 14.18歳)
- 外に出ない:153万4047円(16.25歳)
2023年のデータでは、内猫と外猫で、生涯必要経費に30万円近くの大きな開きがみられました。
このように、ペットを飼育するには、猫で約150万円、犬で244万円と、決して少なくない費用がかかることがわかります。
迎え入れた家族同然のペットを、その寿命まで飼育するには責任が伴います。
本当に飼い続けられるか、ペットを飼う前によく考えることが重要ですね。
出会いは「里親募集」で写真を目にしたことだった
さて、投稿のご紹介に戻ります。
――出会いのエピソードを教えてください。
里親募集サイトで写真を見て、一目惚れしました。
――お名前の由来はありますか?
とくにはないのですが、実家で飼っていた子が「ミイ」でMから始まる名前だったため、この子もMから始まる名前がいいなと思ったので。
ちなみに、メグの後に実家で新しく飼い始めた子も「メイ」でMから始まる名前です。
――普段はどのような子ですか?
甘えん坊でおっとりとしつつ、強かで唯我独尊なところもあります。他の猫には厳しいですが、人間には自分から近寄っていくくらい警戒心がないです。
――自慢のポイントは何ですか?
幼少の頃に『世界から猫が消えたなら』の表紙になったことです。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @megthekitten
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」