学校給食で小中学生2人がアレルギー症状 使用の「がんもどき」に小麦成分混入 香川県

5月1日、香川県の善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センターで調理した給食を食べた多度津町の小学5年の男子児童と、善通寺市の中学1年の男子生徒が小麦アレルギーを発症しました。2人はじんましんやのどの痛みなどを訴えて医療機関を受診しましたが、その後症状は快方に向かっているということです。

学校給食センターによると、原因は「ひじきとがんもどきの煮物」に使用した「がんもどきで」です。本来は小麦成分を含まないがんもどきが納品される予定でしたが、業者が誤って小麦成分が含まれたリニューアル前の製品を納品していたということです。

この学校給食センターの給食は30の幼稚園・小中学校に約5000人分が提供されていました。2人以外に体調不良の報告はないということです。

学校給食センターは今後、納品時のパッケージ表示などの確認を徹底して再発防止を図りたいとしています。

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