日本相撲協会の秋巡業「大相撲倉敷場所」の10月27日開催が決まり、鳴戸親方(元大関琴欧洲)が1日、倉敷市役所を訪れ、伊東香織市長に報告した。市内での巡業は2019年秋以来5年ぶり5回目。岡山県内では昨秋の岡山、真庭市以来。
会場は水島緑地福田公園体育館(倉敷市福田町古新田)で、横綱や大関ら幕内力士を中心に約120人が参加。取組を繰り広げるほか、公開稽古や来場者との交流を行う予定。市内の警備会社が勧進元(主催者)を務める。
伊東市長は「多くの市民が期待している」と歓迎。倉敷場所では初めて日曜開催になることもあり、鳴戸親方は「近い距離で力士と触れ合える機会。ファミリーをはじめ、幅広い世代に見に来てもらいたい」と呼びかけた。