“違法レーザー脱毛”容疑の男、初公判で起訴内容認める 検察は懲役2年・罰金100万円求刑 =静岡・島田市

静岡県島田市のクリニックで医師などの免許を持たない従業員に医療脱毛をさせた罪に問われている理事長の男の初公判が5月1日静岡地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

医師法違反の罪に問われているのは、静岡市葵区に住む医師の男60歳です。

起訴状などによりますと、男は自身が理事長と医師を務める島田市のクリニックで、2022年4月から2023年1月までの間、医師や看護師、准看護師の免許を持たない従業員2人に医療行為の「レーザー脱毛」をさせた罪に問われています。

開かれた初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察は「患者の生命及び健康に影響を与える恐れがあることは明らか」などとして懲役2年、罰金100万円を求刑しました。判決は6月5日に言い渡されます。

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