安達が1イニング3失策…オリ逆転負け サヨナラ弾で西武連敗ストップ 1日のパ・リーグ

日本ハム戦でサヨナラ弾を放った西武・若林楽人【写真:小林靖】

ソフトバンクの連勝は7でストップ

パ・リーグは1日、3試合が行われ、西武が今季初のサヨナラで日本ハムに3-1で勝利。楽天は4-3でソフトバンクから白星を挙げ、ロッテは5-3でオリックスを下した。

西武は2回、若林楽人外野手の1号ソロで先制。先発の松本航投手は7回2死から郡司裕也捕手に同点の3号ソロを浴びたものの、8回104球4安打1四球5奪三振1失点でマウンドを降りた。

9回は三塁のピンチを切り抜けてその裏、ヘスス・アギラー内野手の安打から1死二塁の好機を作ると、先制弾の若林がサヨナラ2号2ランを放ち、試合終了。日本ハムは、先発・福島蓮投手が5回77球5安打無四死球4奪三振1失点と力投するも、打線が援護できなかった。

楽天先発の藤井聖投手は5回69球4安打1四球4奪三振無失点で降板。打線は初回、浅村栄斗内野手の適時打で1点を先制する。3回には、小深田大翔内野手の安打から浅村のゴロの間に1点を加え、4回には辰己涼介外野手の1号ソロでスコアを3-0とした。

しかし7回、酒居知史投手が3連打で1点を失うと、ゴロ、野選の間に1点を失い、試合は振り出しに。同点で迎えた9回、辰己の安打から1死二塁の好機を演出すると、小深田がセンターへ適時打を放ち、勝ち越しに成功した。9回裏は則本昂大投手が3者凡退に抑え、4-3で試合終了。小深田が3安打1打点、辰己が一発を含む2安打1打点、則本投手は防御率0.00を維持し、6セーブ目をマークした。

敗れたソフトバンクは、先発の大関友久投手が4回79球5安打4四球3失点の内容。打線も8安打3点の奮闘で追い上げを見せたが、あと一歩及ばず、連勝は「7」でストップした。

ロッテの先発のジェームス・ダイクストラ投手は2回、頓宮裕真捕手の4号ソロで先制を許すなど、4回66球3安打3四球4奪三振2失点(自責点1)で降板。後を受けた中村稔弥投手も、5回裏に紅林弘太郎内野手の1号ソロを浴びた。

打線は、相手先発・田嶋大樹投手の前に、初回から好機をつくりながらも得点を奪えなかったが、6回に1点を返して1-3のまま9回に。

すると、敵失や安打でチャンスが生まれ、石川慎吾外野手の適時打で1点差に詰め寄る。なおも1死満塁の好機で、安田尚憲内野手、佐藤都志也捕手に連続適時打が飛び出し、一気に逆転に成功。さらに敵失で1点を追加し、スコアを6-3とする。最終9回は、益田直也投手が3者凡退で締めた。

敗れたオリックスは、先発・田嶋が5回112球4安打3四球4奪三振無失点の内容。頓宮に4号ソロ、紅林に1号ソロが生まれるも、最終回に安達了一が3失策とまさかのプレーで試合を落とした。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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