SixTONES松村北斗にTBSから11年ぶり連ドラオファーのワケ 積極姿勢で好感

松村北斗

人気グループ「SixTONES」の松村北斗(28)が、7月期のTBS系「西園寺さんは家事をしない」(火曜午後10時)に出演する。同局系ドラマに出演するのは旧ジャニーズ事務所(STARTO ENTERTAINMENT)時代以来で実に11年ぶり。事務所きっての演技派アイドルはシャイな性格で知られるが、番組や映画の現場では積極的な姿勢を見せており、評価をさらに上げている。

松村は2021~22年のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロインの相手役を好演し、老若男女から支持された。新海誠監督のアニメ映画「すずめの戸締まり」(22年)では声優に初挑戦。多くの話題作で実力をつけてきた。

本人の性格はこれまで演じてきたさわやかな役とは真逆で、メンバーから「人見知り」と称されるほどシャイだという。

不器用で口下手だが、番組や映画の現場では積極的に取り組んでいる。

「彼がバラエティー番組にゲスト出演した時です。次回放送で使う鉄道模型を舞台裏に準備していたところ、どうやら興味を持ったようでスタッフやマネジャーらを引き連れて長時間見学してました。ジオラマを制作した人には『どういうふうな作りになってるんですか?』『なぜジオラマを作ろうと思ったんですか?』『こだわりのポイントは?』などと興味津々で質問。制作スタッフとしては、番組内容に興味を持って積極的に取り組んでくれる姿勢が好印象でしたね」(テレビ局関係者)

美術スタッフによると、映画の現場で自身の映りを微調整する際に低姿勢で質問してきたという。テレビ局関係者、美術スタッフは「意外だった」と口をそろえ、イメージとのギャップを感じた。現場での評判もよく、オファーは引きも切らない。TBSから11年ぶりにオファーが舞い込んだのも納得だ。

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