幽霊? 祖母の死後、泣いていると「祖母が立っていた」ある 女性が経験した不思議な体験

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幽霊は脳の認知機能のバグなのか、それとも……。50代前半の女性は、幼少時に亡くなった祖母の幽霊を目にしたことがあるらしい。当時のことをこう振り返った。(文:長田コウ)

「母方の祖母が亡くなりそのお通夜の深夜、妹と一緒に部屋で泣いていました。幼い妹は泣き疲れて隣で寝てて私は未だ祖母の死を受け入れられず泣いていたのを憶えています。夢だったのか、いつの間にか寝ていたのか…」

「どうした?」と聞く祖母に言葉が出ず……

うつろうつろしていた女性だったが、ふと部屋の入口を見ると、そこには「祖母が立っていた」のだ。そして、こう話しかけてきたという。

「『どうした?』祖母の質問に答えることもできずしゃくり過ぎて言葉も出ず、『そぅかーそぅかー、シタにお菓子有るから一緒においでー』」

そう言われた女性は、「祖母に手を引かれて」階段を下りた。そこには「母をなじる叔母と母の兄妹達」の姿があった。女性は、階段下の近くにいた父に「ねぇ、おばあちゃんは?」となんの疑いもなく聞いたという。

しかし、それは祖母は亡くなったばかり。当然ながら、女性の言葉に「親戚一同がはっ⁉」となったそう。数十年前経った今でも覚えているということは余程はっきりと見えたのだろう。悲しむ孫を祖母が慰めに来てくれたのだろうか。

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