家と違い対策が不十分なことも…親戚宅やホテル等で“子供の思わぬケガ”に注意 ポットのやけどや指挟みなど

ゴールデンウィークに親戚の家やホテルなどで過ごす際、子供の思わぬケガに注意が必要だ。

宿泊先で、お茶を飲もうとお湯を沸かしたポット。子供の手が届く場所に電源コードが垂れ下がっていると…。

子供が引っ張って落下し、やけどする危険がある。NITE=製品評価技術基盤機構は、GW中の旅行先などで子供の事故に注意をよびかける動画を公開した。

子供がいる家庭では、ケガをする危険がある場所をなくすなどの対策がとられていることが多いが、ゴールデンウィークは普段子どもがいない家や、ホテルなどの旅先では注意が必要となる。

扉の隙間に誤って指を挟んでしまうケースや…。

家具の引き出しを開けてよじ登り、下敷きになるケースもある。

家庭では指挟みを防ぐグッズや家具の固定、引き出しにチャイルドロックを付けるなどの対策が推奨されているが、ホテルや普段子どもがいない家などでは、大人がより注意深く見守る必要がある。

NITEによると、2019年からの5年間に通知された0歳から6歳までの子供の製品事故は73件あったが、このうち屋内で起きた事故が約7割を占めている。

NITE・製品安全広報課 岡田有毅主任:
子供は目新しいものに興奮して、あちこち触って回るということが考えられますので、危険があれば改善していただいて注意していただきたいと思います

(東海テレビ)

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