「モラハラ店長に恋をする友人…注意すべき?」お姉さまのアンサーが誠実すぎてさらに好きになっちゃう…!

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

4月9日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《モラハラ店長に恋をする友達に注意するべきか》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

お便りの内容は、以下の通り。
《私には、高校時代から仲の続いている大切な親友がいます。親友は現在看護師を目指し、紆余曲折しながらも残すところ国家試験を控えるのみとなりました》
《彼女はずっと飲食店でアルバイトをしており、バイト先の一回り年上の店長さんにゾッコンです。しかし、店長さんはモラハラ気質がひどく、彼女の周囲の人間にも「やめておけ」と止められるほどです》
《彼女もよくわかってはいますが、ずっと好きの気持ちだけで理不尽なことも乗り越えてきてしまいました》
《そんな彼女が「店長と離れたくない。でも、看護師になるには離れなきゃいけない」ってずっとモヤモヤしており、正直とても心配しております》
《でも、彼女が店長のことをずっと思って過ごしていたことも知っているので、下手になにか言葉をかけるとお節介になってしまうのではと、結局彼女を信じて見守ることしかできない自分がとても歯がゆいです》
《こんなとき、私はどうしたらよいのでしょうか?》

内容を聞き終えた恭子さんはまず、「見守ってあげるのがいいのでは」と考えを語った。
「私が思いますのは、見守って差し上げるのがご自身も後悔しない。なおかつその方もご自身で気が付くというふうにしていくのが私はいいのではないかと思いますが、それは程度によりますよね」
「だから、ちょっとしたことで気付けるように直接的な言葉として言うのは、この方もわかっていらっしゃるようにお節介になる」
続けて恭子さんは、「人のためを思ってやったのに、かえって怒りの矛先になってしまうケースもある」ともコメントした。
「あともう一つ言うと、人間ってあるときに何か自分の思ったようにならないときには、その怒りをぶつける矛先が何か理不尽になってしまう。その方がせっかく、この方のために……私の格言でもありますが。『(あなたのためにと言うのなら)だったら、自分のために生きてください』っていうふうになってしまうケースの、割とありがちなことではないかなと」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

何も言われない限りはそっと見守り、相手からSOSがあった場合に手を差し伸べるのが良いのではないかと、恭子さんは提案した。
「特に恋愛関係は、ご自身が見てもいない場所の見てもいない出来事に対してもなかなかわからないこと。だから、単にこの方が知っていらっしゃる事実は、ご自身の大事な親友の方が、店長を大好きだっていうことはとても知ってらっしゃる。でも、細々したことに関してはそんなにはわからないこと」
「だから、そういうふうなことは本当に見守って差し上げて、その大事な親友の方が『実は手を差し伸べてほしいの』っていう言葉があったときには『前から私は、それはちょっとと思ってましたよ』っていうことを言って差し上げるとか。向こう様からの助けが必要だっていうSOSがあったときにはそうして差し上げたほうがいいかもしれませんが。そうでない限りは、何もしてあげることができないのではないかと思いますよね」
最後に叶姉妹の二人は以下のように意見をまとめ、回答を締めくくった。
美香さん「相手のためを思ってってことでも、相手がそう思っていなければそれ以下になってしまいますもんね」
恭子さん「以下っていうよりも、怒りの矛先になりますね」

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