パリ五輪セーリング代表の永松選手「入賞目指す」 別府市役所で出場あいさつ【大分県】

パリ五輪出場を報告するセーリングの永松瀬羅選手=1日、別府市役所

 【別府】パリ五輪・セーリング女子代表の永松瀬羅(せら)選手(29)=豊田自動織機、別府青山高(現別府翔青高)出身=が1日、別府市の阿部万寿夫副市長に出場あいさつをした。

 永松選手、松崎茂・豊田自動織機ウェルサポートイベント部長、岩屋毅・県セーリング連盟会長ら6人が市役所を訪問した。永松選手は「基本を学んだ別府市で出場報告ができてうれしい。入賞を目指して頑張ります」と抱負を語った。阿部副市長は「市民、県民にとって名誉なこと。テレビにかじりついて応援します」と激励した。

 永松選手は4月26日にフランスのイエールで開かれたラストチャンスレガッタで女子49erFX級に出場した。上位入賞を果たし、田中美紗樹選手(豊田自動織機)とペアで日本代表に選ばれた。

 パリ五輪の女子同級には世界から20カ国が出場する。7月28日から8月9日にかけて南部の港湾都市、マルセイユで開かれる。

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