子猫を保護して飼うことになったら 最初に準備するべき3つのもの|獣医師が解説

もしも子猫を保護して自宅でお世話をすることになったら、どのような猫グッズを用意すればよいのでしょうか。この記事では、子猫を保護して飼うことになった際に用意したい3つの猫グッズについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

まずは安心できる寝床を用意

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

子猫を保護して自宅で飼うと決めたら、まずは寝床を確保することが大切です。

子猫は初めての環境に戸惑って疲れているかもしれないので、最初のうちは安心できるように、クレートなど隠れることができる囲まれた環境の寝床を用意してあげましょう。毛布などで目隠しをしてあげると、より安心してくれるかもしれません。

トイレの用意も必須

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

子猫を飼うときは、トイレの用意も欠かせません。部屋の隅の静かな落ち着いた場所かケージの中に、猫砂を入れたトイレを置いてあげましょう。

なお、子猫にトイレの場所を覚えさせるときは、子猫の行動をよく観察してくみてださい。「ニオイをかぐ」「そわそわと場所を探す」「地面を掘るしぐさをする」といった行動を取ったときに、トイレに連れて行くとよいでしょう。

フードや水の用意も忘れずに

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

フードと水の準備も必須です。ただし、最初は環境に慣れずフードを食べない子猫もいます。

その場合、ドライフードそのままでは食べない場合もあるのでふやかしてみたり、またウエットタイプなど水分量が多く香りを強く感じやすい子猫用フードを併用するなどさまざま試して、子猫が食べやすいものを見つけてあげましょう。また、少量だけお皿に入れて置いておくのも効果的です。しばらくして周囲の環境に慣れたら、食べ始める場合もあるでしょう。

今回は、子猫を保護したときに最初に準備するべきものについて、岡本りさ先生に教えていただきました。子猫が安心して過ごせるよう、必要なものをしっかり準備してあげられるとよいですね。

もしも子猫を拾ったら。最初に『準備するべきもの』3つ

(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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