カブス・今永昇太が7回3安打無失点で開幕5連勝 防御率は0.78

【カブス1-0メッツ】@シティ・フィールド

日本時間5月2日、カブスは敵地シティ・フィールドでのメッツ4連戦の3戦目を迎え、5回表にピート・クロウ=アームストロングの犠飛で奪った1点を守り切って1対0で完封勝ち。4連戦の3戦目を終え、対戦成績を2勝1敗とした。カブス先発の今永昇太は7回87球を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、失点0と安定したピッチングを見せ、5勝目(0敗、防御率0.78)をマーク。4番手のヘクター・ネリスが5セーブ目を挙げ、メッツ先発のホセ・ブットーは6回4安打1失点と好投したが、2敗目(0勝)を喫した。

今永は初回を三者凡退に抑えたあと、2回裏に一死1・2塁のピンチを迎えたが、ハリソン・ベイダーを併殺打に仕留めて無失点。3回裏二死2塁のピンチも切り抜け、4回以降の4イニングで許した走者はシングルヒットの1人だけだった。今永の好投に応えたいカブス打線は5回表一死3塁からクロウ=アームストロングの犠飛で1点を先制。その後は追加点を奪えなかったが、2番手のマーク・ライターJr.が招いた8回裏一死1・2塁のピンチを3番手のイェンシー・アルモンテが連続三振で無失点に抑えると、9回裏にも4番手のネリスが一死2・3塁のピンチを招いたものの、ジェフ・マクニールのレフトフライで同点のホームを狙った走者を本塁で刺し、ダブルプレーで1点のリードを守り抜いた。

今永はこれで開幕5連勝となり、防御率は0.78に向上。米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、デビューからの6先発での防御率0.78は自責点が両リーグで公式記録となった1913年以降で4位の好成績だという。34回2/3で35個の三振を奪っているのに対し、与四球はわずか4個だけと投球内容も抜群。「投げる哲学者」がローテーションの柱としてカブス先発陣を牽引している。

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