今年のゴールデンウィークは連休の間の４月３０日、５月１～２日が平日なため、その３日間は普通に出勤という人も多い。お休み中、家でゆったりと癒された後なため、出勤のための満員電車のストレスはいつも以上に堪えそうだ。そこで今回は１０～３０代の男女１００人に「満員電車で“ちょっとムカつく”こと」について聞いてみた。
第３位は、「中に進んでくれない」。
混んでいるときには、ドアから近い場所よりもすいている奥のほうに移動したほうが多くの人が乗れるのだが、次の駅で降りるわけでもないのに後から人が乗ってきても中に進んでくれない人がいる。もっと奥に詰めてくれればまだ人が乗れるのに、入り口付近が混みすぎていて乗れず、１本電車を見送らなくてはいけないということもある。
「後方の客のことを考えていないのかなと思う。前だけ向いてないで後ろも見てほしい」（３１歳／男性／総務・人事）
「ドアが閉まるのに中に入らなかったりすると早く入れと思う」（２６歳／男性／公務員）
「人の迷惑を考えられない人だと思う」（２１歳／女性）
「入れるのになんで行かないんだろうと思う」（２４歳／女性／パート・アルバイト）
「もっと周りを気遣ってほしい」（１６歳／男性／学生・フリーター）
「入口に人がいっぱいなのでイライラした気持ちになる」（１５歳／女性）
「邪魔だなと思う」（２９歳／女性／コンピュータ関連技術職）
「すごく嫌だしもうちょっと奥に進めよって思います」（２８歳／女性／事務職）
「押し込んでやる」（３０歳／男性／コンピュータ関連技術職）
第２位は、「ドア横から絶対に動かない」。
ドアの近くにいれば降りるときにはスッと降りられるのかもしれないが、多くの人が乗ってくるラッシュ時には出入口なのでただただ邪魔。どんなに乗客が増えてきても、ドア横から頑ななまでに移動しない、まるでドア横位置を死守しているような人のことを、ネットでは “ドア横の守護神” “ドア横キーパー”“ドア横の風神雷神” など、嘲笑をこめて呼んでいる人も多い。
「自分のことしか考えていないのだろうと嫌な気持ちになる」（２５歳／女性）
「ドア横に陣取るなら乗降時に毎回一度降りて再乗車するべきだと思う」（２７歳／女性）
「乗り降りする人の邪魔になっているのに平然としていてムカつく」（２９歳／男性）
「他人の迷惑を顧みず、自分本位なかわいそうな人間だと思う」（３１歳／男性／専門職）
「身勝手な人間だなあと思う」（２４歳／男性）
「とても嫌な気持ちになる」（２１歳／男性／パート・アルバイト）
「みんなの迷惑だと思う」（２８歳／女性／総務・人事）
「押したい気持ちになる」（３０歳／女性／事務職）
「ただただ不快」（３０歳／男性／パート・アルバイト）
第１位は、「座っている人が脚を広げすぎ（スペース取りすぎ）」。
シートに座ったときに大きく脚を広げて２人分のスペースを占領したり、隣の人の脚にぶつかるくらい脚を広げて座っている人を見かける。すいていればまだしも、これも満員電車でやられると非常に迷惑な行為だ。詰めればもう１人座れるし、見ず知らずの人の脚でグイグイと押されるのも不快でしかない。
「かなり気分がよくない」（１８歳／女性／学生・フリーター）
「周りが見えていない、とても自分勝手ではた迷惑な行為」（２９歳／女性／学生・フリーター）
「他人のことを考えられない人なんだなとかわいそうに思う」（２６歳／女性／営業・販売）
「邪魔なので当たりにいく」（１６歳／男性／学生・フリーター）
「脚広げてなかったらまだ座れるのにと思う」（３２歳／男性）
「空いているならまだいいですが、それなりの乗車率でされると周りの人のことも考えてほしいと思います！」（２８歳／女性）
「みな同じスペースなのに他人のスペースまで侵食してくるところが嫌」（２８歳／女性／主婦）
「イラッとくる」（２６歳／男性）
「イライラする。常識がないと感じる」（２５歳／男性）
「偉そう。マジキモい」（３０歳／女性）
「隣の人がかわいそう」（２９歳／男性／総務・人事・事務）
「気が利かないなと腹が立つ」（３１歳／女性／主婦）
「二度と電車に乗るな」（２７歳／男性／研究・開発・技術者）
■「満員電車で“ちょっとムカつく”こと」ランキング
1位 座っている人が脚を広げすぎ（スペース取りすぎ）
2位 ドア横から絶対に動かない
3位 中に進んでくれない
4位 大声で電話をしている
5位 駆け込み乗車
6位 座ろうと思っていた座席を取られる
6位 他の人の荷物が体に当たる
6位 遅刻にもなりづらい微妙な遅延
9位 目の前の席が空いているのに座らない
10位 イヤホン・ヘッドホンの音漏れ
