SKY-HI率いるBMSG所属の7人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTらが出演した、昨年12月開催のライブイベント『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』が、グローバルファンダムライフ・プラットフォームアプリ「Weverse（ウィバース）」で、5月4日から期間限定で世界配信されることがわかった。
目次
・BE:FIRSTら出演の『D.U.N.K.』、世界配信へ
・BE:FIRSTファンが韓国フェス出演を期待するワケ
BE:FIRSTら12組出演の『D.U.N.K.』、世界配信でボーイズグループ界のターニングポイントに？
2022年にSKY-HIと日本テレビが共同で始動させた大型ダンス＆ボーカルプロジェクト「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」の一環として昨年12月に開催された『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』（以下、『D.U.N.K.』）。
京セラドーム大阪にて12月2、3日の2日間にかけて行われ、主催者のSKY-HIをはじめBE:FIRST、ATEEZ、&TEAM、LIL LEAGUE、MAZZEL、IMP.、RIEHATA、FANTASTICS、Travis Japan、THE JET BOY BANGERZ、Nissyら国境や所属事務所を超えた12組のアーティストが出演した。このステージが5月4日から期間限定でアプリ「Weverse」で世界配信となる。
「Weverseは、BTSやNew Jeansらを輩出した韓国の大手事務所・HYBE（ハイブ）発のアプリ。累計1億以上ダウンロードされており、245の国や地域で利用されています。リアルタイム翻訳機能によって、言葉の壁を越えて世界中のさまざまなアーティストとファン、ファン同士がコミュニケーションを取れるのが特徴。今回配信される『D.U.N.K.』は、日本語、韓国語、英語の字幕に対応しているそうです」（芸能ライター）
なお、Weverseで日本のライブイベントがグローバル配信されるのは今回が初。12月2日公演のDAY1は、5月4日～6月3日まで、12月3日公演のDAY2は5月5日～6月4日まで配信予定だ。
ネット上では、「Weverseでトラジャのパフォーマンスが見られるようになるとは」「これはIMP.も世界に見つかるチャンス」「多くの国にMAZZELのステージが届きますように」などと各出演者のファンたちが喜びの声を上げている。
「もともと『D.U.N.K.』は、『幾多のダンス＆ボーカルグループ（アーティスト）が垣根を越えて、日本から世界に発信していくプロジェクト』として立ち上げられたもの。当初からSKY-HIは『良いものは良い。もうダンス＆ボーカルシーンに垣根も差別も必要ない』『ここを歴史のターニングポイントにしよう』とのメッセージを発信してきました。今回のWeverseでの配信は、日本のボーイズグループ界のターニングポイントになることは間違いないでしょう」（同）
BE:FIRST、韓国の音楽フェス出演も？ ファンが期待を寄せるワケ
ちなみにSKY-HI は、4月15日に自身が代表取締役CEOを務める株式会社BMSGの関係各社に向けたビジネスカンファレンスでも、「東京から、新しいカルチャーを世界へ発信する、機が熟した」とコメント。会社設立4周年を迎えたこのタイミングで「ようやく世界に発信する準備ができました」とも口にしていることから、世界進出に向けてさまざまな仕掛けを行っていくとみられている。
「そんなSKY-HIがプロデュースを手掛けるBE:FIRSTが4月22日に配信版、同24日にコンセプトシングルとしてリリースした新曲『Masterplan』は、公式YouTubeチャンネルで公開されているミュージックビデオが、5月1日午後9時時点で1,355万回再生を突破。SOTAやRYUHEIらメンバーも世界進出への意気込みを語っており、BE:FIRSTにとっても『Weverse』での配信は大きな一歩となるはずです」（同）
BE:FIRSTファンも「ついに、BE:FIRSTもWeverseデビューか」「YouTubeも世界配信だけど、影響力のある『Weverse』で世界配信とかガチですごい」などと歓喜しており、中にはWeverse主催イベントへの出演に期待を寄せる人もいるようだ。
「Weverseは、過去3回音楽イベントを開催しており、HYBE所属アーティストをはじめ、国内外で注目を集めた新人アーティストなども出演してきました。今年6月に韓国で開催される『2024 Weverse Con Festival』には、海外でも人気を集める音楽ユニット・YOASOBIが出演予定とあって、『BE:FIRSTそのうちWeverseコン出るかもね！』と期待されています」（同）
近年、日本の音楽業界はK-POPに押され気味だが、着実に実力と知名度をあげてきているBE:FIRST。今後、彼らがどのように世界に名を轟かせていくのか注目したいところだ。
