海辺に打ち寄せる多種多様な漂着物を展示した企画展が、徳島県立博物館で開かれています。
この企画展は、海辺にどんな漂着物が打ち寄せるかを知ることで、海の環境について考えてもらおうと、県立博物館が開きました。
会場には、博物館が所蔵する漂着物と、漂着物を収集・観察するビーチコーミングサークルが、20年かけて収集した貝殻や動物の骨格、植物などの漂着物、約13000点が展示されています。
この「オウムガイ」は、南西太平洋からインド洋にかけて生息する貝で、海陽町や鳴門市に漂着したものです。
太古の形状を色濃く残し、「生きた化石」とも呼ばれます。
また、漂着した貝殻で作られたアート作品などもあり、訪れた人は興味深そうに見入っていました。
この企画展は、6月9日まで開かれています。