夏も近づく八十八夜 栗林公園で地元の小学生が新茶の茶摘み体験 香川・高松市

国の特別名勝、香川県高松市の栗林公園で、地元の小学生が新茶の茶摘みを体験しました。

立春から数えて88日目の八十八夜に合わせたもので、栗林小学校の3年生190人が茶摘みを体験しました。

お茶に親しみや関心を持ってもらおうと、香川県茶業振興協議会らが企画したものです。

栗林公園の茶畑は、高松藩5代藩主・松平頼恭の時代に完成したもので、県内で最も古いとされています。

摘み方を教わった児童らは、茶葉のやわらかい部分を選んで摘み取っていました。

中には茶葉を食べる児童も……。

(児童は―)
「苦い……。(でも)これがお茶みたいにおいしくなるのがびっくり」
「家族でお茶にしたり、おばあちゃんやおじいちゃんに少しあげようかなと思ってる」

香川県によりますと、2024年は気温が低かった影響で、茶葉は少し遅いものの順調に育っているそうです。

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