青森県むつ市の霊場「恐山」で山開き 下北地方が本格的な観光シーズンへ

青森県むつ市の霊場、恐山が山開きし、県内外から多くの人が訪れています。

恐山はおよそ1200年前、慈覚大師が開山したと伝えられ、比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場の一つに数えられています。

山開き初日の5月1日は、県内外から多くの参拝客が訪れ、本堂で手を合わせたり、荒涼とした境内を散策したりしていました。

また、極楽浜では、東日本大震災の慰霊塔の鐘の音が静かに響き、被災者の霊を慰めていました。

【大阪から訪れた男性】
「一度来てみたいなと思っていてようやく来られたので、すごい所だなと思いますね。硫黄のにおいがすごい」

恐山の開山で、下北地方は本格的な観光シーズンを迎えます。

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