やらなきゃもったいない!旬の「アスパラガス」旨みをグッと引き出すひとシンプルレシピ

春になると並び始める旬のアスパラガスは、甘さや香りが格別。

今回は、アスパラガスをシンプルに味わいつつ旨みを引き出すレシピを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。

アスパラガスの旬は4月〜6月

春が近づいてくると出回り始める国産のアスパラガス。

輸入品も多く年間通して買うことができますが、国産品は4月〜6月に旬を迎え、鮮度が命とも言われるアスパラガスは、採れたての甘さや香りを味わえるのは、国産品の醍醐味です。

鮮度がよいものは生でも食べられるほど、やわらかくて甘みが強いため、旬の時季には極力シンプルな調理法がおすすめ。甘みや香りを、ダイレクト味わうことができますよ。

今回は、シンプルなおひたしに、ひと手間加えて、アスパラガスの旨みをグッと引き出すレシピをご紹介します。

アスパラガスの焼き浸し

材料(2〜3人分)

・アスパラガス 4〜5本
・オリーブオイル 大さじ1
・白だし 120ml
・かつおぶし お好みで

作り方

(1) アスパラガスは、根本を1cm切り落とし、下から1/3をピーラーで皮をむく。(口当たりをよくしたい場合は、はかまと呼ばれる茎の三角形の部分も取り除いておく。)

(2) フライパンにオリーブオイルを熱し、長さを3〜4等分にしたアスパラガスを入れる。

(3) 焼き色がついたら裏返し、全体に焼き色をつける。

(4) 容器にアスパラガスを移し、熱いうちに白だしを加える。

(5) 30分ほど浸し、仕上げにお好みでかつおぶしをのせる。

焼いて引き出す旨みと香り

お浸しにする時は、塩茹でにすることが多いですが、少し水っぽくなってしまい、せっかくの旨みや香りが薄れしまうのがもったいないですよね。

今回のようにアスパラガスを焼くと、旨みと香りが凝縮してギュッと閉じ込めることができます。

味つけもシンプルに白だしのみ。浸してから少し時間をおくのも、旨みをなじませるポイントです。

食べ切らずに残しておく時には、浸したままだと味が濃くなってしまうので、アスパラガスは取り出しておくのがよいでしょう。

旬のアスパラガスをたっぷり味わってみてください。

■執筆/小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する野菜ソムリエプロ。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。Instagramは「@kasumiii.mm」。

編集/サンキュ!編集部

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