三星堆博物館新館で特別展 古代青銅器の魅力を発信 中国四川省

三星堆博物館新館で特別展 古代青銅器の魅力を発信 中国四川省

「青銅鋳造の歴史:青銅器に見る古代中国」展の展示ホール。(資料写真、成都=新華社配信)

 【新華社成都5月2日】中国四川省広漢市にある三星堆博物館新館で4月28日、「青銅鋳造の歴史:青銅器に見る古代中国」展が始まった。中国国家博物館が所蔵する青銅製の文化財160点余りを展示。中国の青銅器の造形と装飾の美を紹介するとともに、古代中国の青銅器の発展過程を体系的かつ包括的に示している。

 中国国家博物館と三星堆博物館が共催。昨年7月に三星堆博物館の新館がオープンして以降、特別展が開かれるのは初めて。全国各地で出土した優れた青銅器を厳選し、中国青銅器の発展をパノラマ式に展示している。会期は7月28日まで。(記者/周以航、姚雨璘)

三星堆博物館新館で特別展 古代青銅器の魅力を発信 中国四川省

展覧会に展示される「天亡簋」(てんぼうき、簋は食べ物を盛って神や先祖の霊に供える容器)。(資料写真、成都=新華社配信)

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