By CAPA編集部
丹葉暁弥さんの写真集『SOON 氷の橋を目指すシロクマ』が発売された。
シロクマ (ホッキョクグマ) は地上最大の肉食動物だ。カナダ北東にあるチャーチル川は最初に凍結することから、好物のアザラシを捕まえるため彼らが集まってくる。大自然は彼らにとっても過酷で、一頭のシロクマが猛吹雪を耐え、目的の地を目指して歩き続ける。
釧路生まれの丹葉さんは幼いころから野生動物などを写し、1998年から野生のシロクマを撮り続けてきた。生きること、その目的とは何か。彼らの姿が見る人の琴線を震わす。
丹葉暁弥『SOON 氷の橋を目指すシロクマ』
体裁 A5判・128ページ
価格 1,980円（税込）
発売日 2024年2月27日
発行 トゥーヴァージンズ
丹葉暁弥 (Akiya Tamba)
自然写真家、シロクマ写真家。北海道釧路市出身。1998年にカナダ北部のハドソン湾南西部に生息する野生のシロクマに逢って以来、ほぼ毎年通うようになった。気候変動よる地球環境の悪化を身をもって体感している経験を生かし、環境教育などの活動や講演、メディアへの寄稿など、積極的に参加している。
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〈文〉市井康延
