亀の甲羅型の自転車ヘルメットで安全運転アピール 京都の高校生が着色を手がける

京都府亀岡市内で自転車乗車時のヘルメット着用をアピールしようと、亀岡商工会議所が亀の甲羅をイメージしたヘルメットを作った。装飾を手がけたのは南丹高(馬路町)生徒会の生徒たちで、街頭での呼びかけでかぶって活用する。

南丹高生が亀の甲羅をイメージして色を塗ったヘルメット

京都府警亀岡署によるJR亀岡、馬堀の両駅前での調査では、着用率は1割以下にとどまっている。同署と同会議所、市、市観光協会は2月下旬、着用促進に関する協定を締結。ヘルメットはその一環で製作した。

亀の甲羅をデザインしたヘルメットを披露する南丹高生徒会の生徒(亀岡市安町・亀岡署)

同会議所から依頼を受けた生徒8人は白色のヘルメットにスプレーで緑色に着色し、甲羅の線はフェルトペンで描いた。濃い緑と黄緑色を5個ずつ作った。会長の3年中田俊輔さんと副会長の3年笠舞芽来さんは「カーブしているので、線を引くのが難しかった。自分たちの思い通りの甲羅に似せることができた」と振り返った。

(まいどなニュース/京都新聞)

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