JAL、955億3,400万円の最終黒字 2024年3月期

日本航空(JAL)は、2024年3月期決算を発表した。純利益は955億3,400万円だった。

売上収益は1兆6,518億9,000万円(前期比20.1%増)、営業費用が1兆5,422億円(同14.7%増)、財務・法人所得税前利益(EBIT)が1,452億3,500万円(同124.8%増)となり、コロナ前の2019年度を上回った。有償座席利用率は国際線が78.6%、国内線が76.1%、ZIPAIR Tokyoが77.9%、スプリング・ジャパンが70.1%となった。

売上収入の内訳は、フルサービスキャリア(FSC)国際旅客が6,223億円、FSC国内旅客が5,508億円、FSC貨物郵便が1,333億円、FSCその他が171億円、マイル・ライフ・インフラが2,608億円だった。

配当予想を修正し、期末配当を1株あたり75円に引き上げる。これにより年間配当は75円となる。2025年3月期には中間配当、期末配当ともに40円の年間配当80円を予想している。

2025年3月期は、売上収益が1兆9,300億円、EBITが1,700億円、純利益が1,000億円を見込んでいる。

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