【見逃し配信】小林・伊藤ペア初登場SP前編!|https://youtu.be/C0kAONG-BGc
4月27日放送の『卓球ジャパン!』は、今年の全日本選手権男子ダブルス優勝ペア、小林広夢&伊藤礼博(ともに日本大学)が番組初出演。
決勝の舞台裏、強さの秘密、そして2人のキャラクターなど、2週にわたって新チャンピオンペアをDEEPに深掘りしていった。
決勝では前回王者の張本智和/森薗政崇を圧倒するような戦いぶりで頂点に立った小林・伊藤。
本人たちも「奇跡の優勝と言っても過言じゃない」(伊藤)というように衝撃的な勝ちっぷりであった。
ペア歴わずか2年での快挙だが、実はベスト4に終わった昨年10月の全日本学生選手権後にペア解散の危機があったという。
「全日本選手権は去年がベスト8だったので、ベスト4に入れればという気持ちだったのですが、小林さんは"絶対優勝"って言ってました。
自分と小林さんの目標の違いというのが若干あって、その時に小林さんから"僕についてくるか、解散か"となって、すごく悩んだ結果、小林さんについていこうと決めました」(伊藤)
自分にもパートナーにも厳しいストイックな小林。そこに後輩の伊藤が必死に食らいついた結果、悲願が成し遂げられたのだ。
2人のプレーは力強いドライブで積極的に点を奪いにいく小林と、堅実な両ハンドでミスなくつなぐ伊藤というペアリング。
この明確な役割分担も強さの要因のひとつで「僕がミスしても、伊藤は絶対つなげてくれる、絶対返ってくるという安心感がありますね」と小林。
一方の伊藤は「僕は小林さんにつないで"どうにか決めてくださいお願いします!"という感じです(笑)」なのだとか。
またダブルス巧者で、Tリーグでも活躍する小林は「強い人同士で組んだから強いというわけじゃなく、いかにコンビネーションを高めて、そのパートナーとの信頼関係を築くかがすごく重要。
2人で物語を作り上げてくという、このストーリーがすごく面白いなって思います」とダブルスの魅力を語った。
実演コーナーでは、ダブルス練習の最初に必ず行うという「2本2本」の基本メニューを紹介。
両サイドに2本ずつブロックされるボールを交互にドライブで打ち合う練習で、ブロックの球質は一定ではなく、速くしたり緩くしたり、変化をつけてもらうことがポイントだ。
また「(自分たちも)ポジションを前でやったり、中陣・後陣でやったり、変化をつけていくことでより質が高くなる」と小林。
普段はこのメニューを7分半動き続けて、ダブルスの基本的な動きを鍛えている。
練習相手役をMC平野早矢香も体験するが、2人の強烈なドライブには元全日本女王でさえも四苦八苦。
2人は球質も異なり、スピーディーかつ手元で伸びる小林のドライブに対して、伊藤は粘着ラバーによるクセ球が持ち味だ。
「元々はテンション系を使っていたのですが、球が綺麗すぎて相手が取りやすくなってしまったので、コーチに薦められて粘着ラバーを試したらすごいクセのある球がいくようになりました」(伊藤)
そしてトークコーナーでは、プレースタイルと同じく対照的な2人の性格も明らかに。
クールで口数少なめな小林に対して、人懐っこい笑顔と軽快なトークで番組を盛り上げた伊藤。
ちなみに伊藤はアイドル好きらしく、全日本も大会後のライブを楽しみに試合を頑張れたのだとか。
現在の推しは「≠ME(ノットイコールミー)」の菅波美玲。
「お話会に行って"日本一になってきたよ"って報告して、褒めてもらえて最高でした!」とメロメロだった。
そんな伊藤を見て「熱狂的な趣味があるのはすごい。僕はそういう趣味がないんで......」と羨ましがるクールガイ小林は意外にも甘いもの好きらしく、「コメダ珈琲のシロノワールが好きなんで(全日本の)ご褒美に食べちゃった」と可愛らしいエピソードを話してくれた。
次週(5月4日)の後編は、全日本決勝の舞台裏をテーマに深掘りトーク。
そして実演コーナーではその決勝でも見せた2人の得意技を大公開。お楽しみに!