殺人容疑で茨城県警が 金成行被告を再逮捕 水戸市の暴力団事務所で射殺事件【長野】

宮田村で発生した殺人未遂事件で重要指名手配され逮捕・起訴されていた暴力団幹部を、茨城県警が別の殺人事件で追送検しました。
水戸地検に身柄を送られたのは、指定暴力団「絆會(きずなかい)」幹部・金成行(きん・しげゆき)被告(55)です。
金被告は2020年、宮田村で男性を拳銃で撃った疑いで、全国に重要指名手配されていました。
県警は今年2月、仙台市内のアパートに潜伏していたところを逮捕。その後、地検松本支部は、殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴しました。
金被告が逃亡中のおととし、水戸市の暴力団事務所で拳銃を使用した殺人事件が発生。
この事件について、茨城県警は先月30日、金被告が関与したとして殺人と銃刀法違反の疑いで再逮捕しました。
捜査関係者によりますと、いずれの事件も、背景には「山口組」の分裂や離脱があるとみられています。

© 長野朝日放送株式会社