社会貢献もMVP!大谷翔平 “泥付き” ユニが驚愕の値段に…オークションではベッツの5倍、フリーマンの25倍

写真:AP/アフロ

ドジャース公式の慈善団体「ドジャース財団」が開催しているオークションが注目を集めている。オークションのスタートは4月29日(現地時間、以下同)、終了が5月8日で、選手が実際に使用したアイテムなど50点が出品されている。

そのなかの目玉となっているのが、大谷翔平関連の2点。大谷のサイン入りユニフォームと、大谷が試合で実際に使用したユニフォームだ。

サイン入りユニフォームは試合で使用したものではないが、もちろん背番号「17」入り。実使用のユニフォームは、4月13日のパドレス戦で大谷が着用したもの。この試合で大谷は盗塁を決めており、胸のあたりにはグラウンドの赤土がしっかりついているのが、ファンにはたまらないところだろう。

気になるのは値段。まずサイン入りのほうは、5月2日時点ですでに9の入札があり、2万ドル(約310万円)。そして実使用ユニには13の入札があり、3万7500ドル(約580万円)となっている。

このオークションには他のスター選手のユニフォームも出品されている。

●ムーキー・ベッツの実使用ユニフォーム
=8入札/7000ドル(約108万円)
●フレディー・フリーマンの実使用ユニフォーム
=1入札/1500ドル(約23万円)
●ウィル・スミスのサイン入りヘルメット
=13入札/825ドル(約13万円)
●山本由伸のサイン入りユニフォーム
=9入札/950ドル(約15万円)

などだ(すべて5月2日時点)。

こうして見ても、大谷のケタ違いの人気ぶりがわかろうというものだ。

「2023年のMLBオールスター戦で大谷が実際に使用したヘルメットは、チャリティーオークションで9万8010ドル、当時のレートで約1360万円で落札されました。

次に高値をつけたのがベッツのヘルメットで約31万円。ベッツもスーパースターですが、大谷の人気は圧倒的です。

また、このときのサイン入りユニフォームは、実使用でないにもかかわらず、5万10ドル、当時のレートで約700万円で落札されています。

今回のオークションに出品されているユニフォームは、ドジャース移籍初年ということもあり、さらに高値になると見られます。特に実使用のほうは欲しい人が多いでしょうね」(スポーツライター)

このオークションの収益はすべて「ドジャース財団」に寄付され、恵まれない青少年や子どもたちを支援する活動に使用される。

大谷のドジャースとの契約には、毎シーズン年俸の1%(10年間で約10億円)程度を同財団に寄付するという条項が含まれているとされ、こうした社会貢献でもMVP級の活躍をしているのだ。

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