県南のお茶どころ、那賀町相生地区で、地元のこども園の園児らが、一番茶の茶摘みを体験しました。
「よろしくお願いします」
「摘むときには葉っぱ1、2、3ある所で、ポキっととってもらいます」
この茶摘み体験は、地元名産のお茶について楽しく学んでもらおうと「相生緑茶生産組合」などが、毎年この時期に行っているものです。
那賀町牛輪の中田恵美子さんの茶畑では「あいおいこども園」の園児23人が、茶摘み娘の衣装に着替えた先生とともに、5センチほどに伸びた新芽を摘み取っていきました。
那賀町相生地区は、昔からお茶の栽培が盛んで、ヤブキタと呼ばれる品種が栽培されていて、八十八夜以降に収穫が行われます。
「楽しいです」
摘み取った一番茶はこども園に持ち帰り、お湯で煎じて味わうということです。