センバツ群馬県勢初優勝 健大高崎野球部に県民栄誉賞

選抜高校野球で群馬県勢初の優勝を成しとげた健大高崎野球部に2日、県民栄誉賞が贈られました。

県民栄誉賞は県民に希望と活力を与え顕著な功績のあった個人や団体に県が贈るもので、今回で8例目です。

顕彰式は、健大高崎野球部のグラウンドで行われ、山本知事から箱山遥人キャプテンに県民栄誉賞の顕彰状が贈られました。

また、山本知事は式辞で選手たちを次のように称えました。

「多くの県民が感動し、惜しみない声援を送りました。この偉業は私たちに夢と感動を与えてくれたものであり、県民の誇りとするところです。」(山本知事)

このあと、健大高崎の加藤陽彦校長のほか、野球部の青栁博文監督と箱山キャプテンが感謝の言葉を述べました。

「群馬県民の方々の大きな声援によって、初優勝できたと思っています。本当にありがとうございました。」(加藤校長)

「群馬県の皆様の応援によって優勝することができました。本当にありがとうございました。この勝利に恥じないように、今後も高校生らしい爽やかな野球部を作るので、応援よろしくお願いいたします。」(青栁監督)

「大会では全員で一丸となって群馬県初の優勝をすることができ、自分たちにとっても群馬県民にとっても誇りあることができたと思っています。多くの群馬県民の方々の声援や支えがあってこその優勝だと思っています。」(箱山キャプテン)

また、山本知事は、甲子園球場での応援が素晴らしかったとして吹奏楽部、チアリーディング部、応援部に感謝状を贈りました。

最後は吹奏楽部の演奏で校歌を斉唱し、野球部の選手たちは春夏連覇に向けて気持ちを新たにしていました。

「1試合をやり切るという精神で群馬県大会を勝ち抜き、また甲子園に出場します。春夏連覇という権利があるのは自分たちしかいないと思うので、こだわってやっていきたいと思います。」(箱山キャプテン)

「群馬県民として、このようなすばらしい賞をもらい非常に嬉しく思っています。春の優勝者だとしても夏の甲子園に出られるとは限らないため、もう一度チームの底上げをし、必ず甲子園に行けるよう頑張ります。」(青栁監督)

© 群馬テレビ