サッポロビール仙台工場併設「仙台ビール園」「ビオトープ園」年内終了 1994年から営業

サッポロビール仙台工場は、同施設に併設されている「仙台ビール園」を2024年12月29日に閉店し、隣接する「ビオトープ園」も終了することを明らかにした。4月26日の発表。

サッポロビール広報は取材に対し、「跡地活用を検討するにあたり、南側敷地に含まれる仙台ビール園・ビオトープ園を閉鎖することが跡地活用の観点で望ましいと判断したため」と理由を話した。

常時6種類のビールとジンギスカンが人気

サッポロビール仙台工場には、作りたての常時6種類の生ビールとジンギスカンの楽しめる「仙台ビール園」が1994年から併設され営業していた。さらに、景色の綺麗なビオトープ園もあり、自然豊かななかビールが楽しめ人気の施設となっていた。

しかし、ビアホール運営元のサッポロライオンのサイトによると、設備の老朽化が進み、営業を継続する場合には大規模な修繕が必要なことを明らかにし、閉店とすることを説明した。同サイトには、

「30年にわたり、この地で営業させていただき、多くのお客様にご利用いただきましたことに深く感謝いたします」

とのメッセージが出されている。

跡地活用についてサッポロビール広報部広報室に聞くと、具体的な方針について、「現時点では、未定でございます」と回答した。

X上ではこの仙台ビール園閉店に対して「さびしい限りですね」、「併設のビオトープ園もなくなっちゃうとか寂しい」、「ついにこの日が来たのですね、残念です」といった惜しむ声が上がっている。

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