グラビアアイドルとしてはもちろん、2014年から5年間ファッション誌「JJ」の専属モデルを務め、現在は女優としても幅広く活躍するタレントの筧美和子さん(30)が、7年半ぶりの写真集『ゴーみぃー』（集英社）を2024年4月26日に発売。『めざましmedia』では、30歳を迎え新たな表情を見せる筧さんに、写真集撮影の裏話や、約10年前に『めざましテレビ』で「ココ調」リポーターを務めていたときの知られざる話を聞きました。
【画像】筧美和子7年半ぶり写真集『ゴーみぃー』のカット、インタビューで撮影秘話を明かす筧美和子を写真で見る
“いつもの筧美和子”とは違う「男性っぽさ」垣間見えた１枚がお気に入り
ーー7年ぶりに写真集を出そうと思ったきっかけを教えてください。
グラビアは長いことやっていなくて離れていましたが、ここ数年お芝居の方に注力してきて、"今の自分の感覚"でまたやってみたいという気持ちが出てきました。グラビアは自分のスタートの場所でもあるので、そこでしっかり向き合ってみたいというのがずっと頭の中にあって、今回、もともと好きだった写真家の佐内正史さんにお願いしてみたら快諾していただいて撮影できることになりました。
カット数が多く贅沢な1冊になっている今回の写真集。お気に入りの１枚を聞いてみると、想像していた「筧美和子」像とは違う新しい一面が垣間見えてきました。
お気に入りは、海岸で岩の上に座って撮影した、かっこよさがある1枚です。
今まで意識してたわけではないですが、これまで見せてこなかった“男性っぽさ”みたいなのが、この写真には出ていてすごく好きなんです。五島列島の福江島の海岸で撮ったんですが、とにかく素晴らしいところで、この海や空から伝わってくる気持ち良さもありますね。
ーー「男性っぽさ」は意識して出されたんですか？
いや、自然とそうなっていて…福江島に行くと子ども心に戻れるような感覚があるんです。プライベートでも行くんですが、そういう自分の状態が写真にも表れたのかもしれません。いつもと違う姿が出ていてよかったなと思っています。
筧美和子が影響を受けた篠山紀信さんの言葉「心のパンツを脱げ」
“男っぽさ”が引き出された1枚には、過去に写真集撮影をお願いしたことがある写真家の篠山紀信さんと交わした言葉が影響していたそうで、撮影中のエピソードも明かしてくれました。
この写真を撮られているときに、篠山紀信さんにハワイで撮ってもらった感覚を思い出して（2014年発売1st写真集『ヴィーナス誕生』で撮影を担当）、佐内さんにもそれを話してみたんです。佐内さんもすごく篠山さんを先輩としてリスペクトされていて、「俺も思い出したんだよね。なんか篠山さんぽかった」みたいなことをおっしゃってて。そういうエッセンスが過去の大事な瞬間と繋がった感じがあって、すごく大事なお気に入りの1枚です。
篠山さんはよく「心のパンツを脱げ」というふうに言われていたので（笑）そういう殻を破るような瞬間のようなものを佐内さんも感じながら撮ったのではないかと思いますね。
筧美和子「安心しきって…」撮影秘話を明かす
撮影は東京から福江島、沖縄、また東京みたいな感じで周りました。普段だったらセッティングしてもらって撮るところを今回は佐内さんに「明日あいてますか？」とやりとりをして2人でお茶しながら撮ることもありました。福江島にも佐内さんとアシスタントさんと3人で行って、旅行の延長みたいな中で撮ってもらったりして、すごく自然な姿で撮影を進めていきました。
自然な姿が映し出されている秘訣を明かしてくれた筧さん。プライベートでも訪れることがあるという福江島には印象に残っている場所があったそうで…。
鬼岳という山があって、そこがすごく気持ちよくて！プライベートの時も必ず行くんですが、今回の撮影でも訪れました。
最初は撮影してたんですけど、芝生の上でゴロゴロしてただ景色見てるだけみたいな、そういう時間もすごくよかったですね。とにかくリラックスできて、安心しきっていたので、見たことない顔してますね（笑）
ーーどんな顔をしていたんでしょう？
もうフニャフニャですね（笑）丸くなってグニュ～ンみたいな、『へのへのもへじ』みたいな顔になってました。気持ちいい場所でリラックスした表情も撮れて、いろんな姿が詰まってます。
筧美和子 写真集『ゴーみぃー』
2024年4月26日（金）発売
3,300円（税込）
©️佐内正史／集英社
