今永昇太 PHOTO:Getty Images
<2024年5月1日(水)(日本時間2日)MLB ニューヨーク•メッツ 対 シカゴ・カブス @シティ・フィールド>
カブス・今永昇太投手(30)が1日(同2日)、敵地シティ・フィールドでのニューヨーク•メッツ戦に今季6度目の登板。高めのストレートと低めの変化球が冴えわたり、7回87球を投げ、3安打、7三振、1四球、無失点で今季無傷の5勝目(0敗)を飾った。
今永の防御率は0.78となり、メジャー全体で唯一の0点台でトップに立っている。
試合は、カブスが犠牲フライで奪った1点を先発の今永やブルペン陣がメッツ打線を無失点に抑え込み1-0でカブスが勝利を収めた。
今永昇太 試合後コメント
ーー今日は何が良かった?
真っ直ぐの球速もそこまで出ているわけじゃなかったんですけど、(カブスの捕手)アマヤとコミニュケーションを取って、うまく相手の狙いを外せたことが良かったと思います。
ーーアマヤ捕手とのバッテリーはどうでしたか?
ゴメス捕手ともアマヤ捕手とも、よくコミニュケーションを取りますし、僕がしたいこと、彼らが求めていることを埋め合わせをしているので。どちらががキャッチャーになっても僕はすごく投げやすいです。
ーーストレートの球速が落ちたていたが、どのような調整を行った?
とにかく弱い球が相手のストロングポイントにいかないように、そうすると相手の術中にハマってしまうので。そういうボールを避けながら、今日は何球か助かったボールもありましたけど、結果的にゼロで抑えられて良かった。
ーーニューヨークでの登板は初めてとなるが?
スパイダーマンで見てた景色がホテルから広がっていたので。なんかスパイダーマンで見たなって思いながら見ていました。
ーー弱いストレートを投げないというのは?
弱いストレートを投げないというか、今日はあまり球威がある方ではなかったので。その分、制球を気をつけながら投げたという感じ。
ーー後半ストレートが良くなってきたが?
4回、5回くらまではあまり良くなかったですが、5回・6回は元の腕が振れられる感覚が戻ってきたので。イニングを追うに連れてよくなってきたということは、僕としてはいいポイントかなと思います。
ーー寒いところでの登板やピンチでの登板の時でも感情のコントロールができている?
自分がやりたいことと、自分ができることというのは違うので、三振取りたいけど取れるのかどうか、ということも考えながら三振だけじゃないけど、できることとやるべきことを分けて考えるということが、僕のマインドです。
ーー6試合に登板して安定した投球を継続しているが?
数字は確かに僕が想像していたよりもいい数字が並んでいますけど、実際に1試合1試合を振り返ってみると、本当に紙一重。勝負どころをたまたま拾ってきたというところがあるので、そうではない試合もこれからくると思うので。そういう紙一重のところをずっと自分のものにできるようにやっていきたい。
ーー試合が決まる最後のアウトはチャレンジになったがその時は?
同点になっても負けているわけではないので。もし2アウト2塁か1点入っても、2アウト2塁なんで。逆転をされないように次のイニングの攻撃にいけばいいなと思っていたので。結果的にアウトになって嬉しいのですけが、まだ負けてはないという気持ちでした。
ーー現在防御率が0.78についてどう思う?
今は僕のデータも少ないですし、これを1年間やれたら最高ですが、そうもいかない場所だと思っているので。よりレベルの高い相手が現れた時にそれをまた乗り越える努力をしていきたいなと思います。