武者人形や兜持ち寄り 金ケ崎・白糸交流館 端午の節句展

3日から公開される「端午の節句展」

 金ケ崎町西根の国選定城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区(伝建群)にある白糸まちなみ交流館で、3日から6日まで恒例の「端午の節句展」が開かれる。同館の管理・運営を支援しているボランティア団体しらいと(下野利千子代表)のメンバーが自宅にある武者人形や兜(かぶと)飾りのほか、手作りの手工芸品を持ち寄り、1日に飾り付けた。

 メンバーは地区内に住む60~70歳代の女性。手工芸品はクラフトテープで作った兜飾りや刀飾りのミニチュア、フェルトで作った卓上こいのぼりなど。毎年少しずつ作り足している。

 下野代表は「案内所を兼ねた白糸まちなみ交流館へ展示を見に立ち寄ってもらい、新緑の伝建群をゆっくりと満喫してほしい」とPRしている。入館無料。

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