【韓国】LSエレク、タイで鉄道信号事業を受注[運輸]

LSエレクトリックは2日、タイ東北部コンケン県のバーンパイとサパーンミトラパープをつなぐ鉄道施設の信号システム構築事業をタイ運輸省から受注したと発表した(同社提供)

韓国電気設備メーカーのLSエレクトリックは2日、タイ東北部コンケン県のバーンパイとサパーンミトラパープをつなぐ鉄道施設の信号システム構築事業をタイ運輸省から受注したと発表した。受注額は327億ウォン(約37億円)。

同社が受注したのは、バーンパイとノンポックを結ぶ第1区間(177キロメートル)。今回の受注により、同社の現地シェア率は50%に拡大、累積受注額は2,000億ウォンを突破した。

■海外市場の攻略本格化

LSエレクトリックは2001年、韓国企業としては初めてタイでの鉄道事業受注に成功して以降、今回の決定を含め計4回事業者に選定された。東南アジア地域のインフラ開発需要の拡大を追い風に、今後は海外市場の攻略を本格化する方針だ。

© 株式会社NNA