レアル・マドリード 久保建英の復帰よりプレミア行き希望か=スペインメディア

去就が注目される久保建英(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードが、同レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(22)のイングランド行きを希望している模様だ。

久保はイングランド・プレミアリーグのアーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドなどから関心を寄せられている。これらクラブであれば、移籍金6000万ユーロ(約99億円)の支払いも問題ない。そんな中、スペインメディア「エル・ゴル・デジタル」は「Rマドリード、久保建英のプレミアリーグ移籍を支持」と伝えた。

というのも、Rマドリードは、かつて久保の復帰を希望していたが、現状ではその意思はないとされる。スペインメディア「ディフェンサ・セントラル」は「Rマドリードの首脳陣は、彼の居場所はないと考えている。来季は(キリアン・)エムバペとエンドリックの加入により、カルロ・アンチェロッティ監督の陣容に、久保が入ることは非常に難しくなっている」と指摘していた。

2022年夏にRソシエダードに完全移籍したが、移籍金の半分が入ってくる条項が存在しており、自チームの戦力にならないのであれば、お金が入った方が得策というわけ。残留の見通しを報じる現地メディアもある中、Rマドリードは今夏に久保の移籍による利益を得られるか。

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