大垣市、都市計画を告示 旧ヤナゲン本店の再開発で

旧ヤナゲン大垣本店の外観

 【西濃】大垣市は、旧ヤナゲン大垣本店(大垣市高屋町)を中心としたJR大垣駅前の再開発事業で都市計画決定を告示した。

 対象区画はヤナゲンと周辺の商店を含む約1万2千平方メートル。3街区で構成し、第1街区は140戸程度の複合型高層マンションで、1~3階には店舗や事務所が入る予定。第2街区は立体駐車場、第3街区は高齢者用の福祉施設を建設する計画。

 ヤナゲン大垣本店は2019年8月末に閉店した。再開発は、22年11月設立の大垣駅南前地区市街地再開発準備組合(松本正平理事長)が進める。26年度に建物解体などに着手し、29年度の完工を目指している。

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