上沢直之、日本人投手初&球団66年ぶり快挙 2回完璧デビューが生んだ衝撃

ジャイアンツ戦に登板したレッドソックス・上沢直之【写真:ロイター】

8回から5番手で登板、2イニングを無安打無失点1奪三振に抑えた

■ジャイアンツ 3ー1 Rソックス(日本時間3日・ボストン)

レッドソックスの上沢直之投手が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦でメジャー初登板を果たした。2回を完璧救援というデビュー戦だったが、この快投は日本人投手史上初&球団では66年ぶり2人目の快挙となった。

1-3の8回から5番手でマウンドへ。先頭のソレアを三邪飛、フローレスを三飛に仕留めると、コンフォートからメジャー初奪三振をマークした。9回も続投し、ベイリーを遊ゴロ、チャップマンを二ゴロ、エストラーダを遊ゴロで1人の走者も許さなかった。19球中14球がストライクという安定ぶりだった。

レッドソックスは「MLBデビュー戦で2回以上投げた日本人投手で、1人の走者を出さなかったのは史上初」「レッドソックスの選手で(MLBデビュー戦で2回以上投げ1人の走者を出さなかった)のは、1958年4月20日(同21日)にマークしたアル・シュロルに続いて2人目」であることを発表。歴史に残る初登板となった。(Full-Count編集部)

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