セルティックスがヒートを撃破 カンファレンス決勝で敗れた1年前のリベンジを果たす

日本時間5月2日(現地1日)、ボストン・セルティックスはマイアミ・ヒートとプレイオフ1回戦第5戦を戦い、118-84で勝利した。これで4勝1敗としたセルティックスは、カンファレンス準決勝へ駒を進めた。

セルティックスは昨季のプレイオフ・カンファレンス決勝、第8シードだったヒートに敗れていた。本拠地で行なわれた第7戦を落とすという屈辱的な敗戦だったが、今回の勝利で1年前の借りを返したこととなる。

デリック・ホワイトと並ぶ試合最多タイの25点を挙げたセルティックスのジェイレン・ブラウンは、「(ヒートとは)多くの歴史があり、勝ったり負けたりしている。でも、相手が誰であろうと関係ない。ただ自分たちの仕事をこなすだけ」と、セルティックスとしてやるべきことに集中していたと語った。またチームメイトのジェイソン・テイタムも、「プレイオフで彼らと対戦するのは4回目だと思う。僕たちは自分の仕事をやり切った」と振り返っている。

ヒートはバム・アデバヨが23点、タイラー・ヒーローが15点を挙げたものの、セルティックスの勢いは止められず。3ポイントも29本中3本しか決められなかった。ジミー・バトラー欠場の影響もあり、2021年以来3年ぶりにカンファレンス決勝進出を逃している。

ヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、「恐らく彼らは我々に対して、よりモチベーションを上げる何かを持っていたのだろう」と振り返り、セルティックスが試合開始からエネルギーを振り絞ってプレイしていたのは明らかだったと振り返った。

シリーズ突破を決めたセルティックスは、クリーブランド・キャバリアーズかオーランド・マジックのいずれかと次のラウンドを戦う。

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