習近平主席、広東省梅州市の高速道路崩落災害で重要指示―中国

広東省梅州市を走る梅大高速道路の茶陽区間で1日午前2時10分ごろ、土砂崩れが発生しました。

広東省梅州市を走る梅大高速道路の茶陽区間で1日午前2時10分ごろ、土砂崩れが発生しました。2日午前6時までの時点で36人が死亡し、30人がけがをしたことが確認されました。

災害の発生を受け、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、この災害を非常に重視し、「広東省の梅大高速道路の茶陽区間で崩落災害が発生し、多数の死傷者が出ている。全力を挙げて現場での救助と負傷者の治療を行い、事後処理などの作業を適切に行わなければならない。また、緊急に損傷した道路を復旧させ、交通秩序を早急に回復させなければならない。さらに、現在、メーデー連休中で、出かける人が増え、人の流れが大きくなっており、一部の地域では広範囲で降雨や強い対流が発生し、各種の事故や災害が発生しやすい、あるいは多発することが予想されている。各地域や関連部門は、モニタリングと早期警戒を強化し、緊急時の対応策を整備し、重点地域と重点分野のリスクやまだ表面に現れていない隠れた危険に対し、迅速に調査、処理し、人々の生命や財産の安全と社会全体の情勢の安定を確保しなければならない」とする重要指示を出しました。

習主席と李強総理の要請により、応急管理部や交通運輸部などの部門は作業チームを現場に派遣し、救助作業を指導するということです。(提供/CRI)

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