炊飯器の保温は〇時間を目安にして! 意外とやりがちな落とし穴に「なるほど」

※写真はイメージ

2024年5月からの値上げに続き、同年6月にも大手電力10社で再度値上げが行われることが明かされている、電気代。

同年も厳しい暑さが予想されており、家計の圧迫に頭をかかえている人も多いでしょう。

少しでも負担を減らすために、日常で取り組める節約方法があったら、試してみたいですよね。もしかすると、普段の行動を少し変えるだけで、出費を抑えることができるかもしれません!

炊飯器の保温と電子レンジ、省エネなのは?

自宅でご飯を炊いた時、余ったご飯をどのように保存していますか。

炊飯器の保温モードを使っている人もいれば、冷蔵庫や冷凍庫で保存している人もいるでしょう。

保温モードは、あまりエネルギーを消費しないというイメージがあって、つい何時間も放置している家庭もあるかもしれません。

実は…炊飯器で保温するよりも、電子レンジで温め直したほうが、省エネになるのです!

経済産業省によると、米3合を炊いてそのうち半分を食べた時、残りを4時間炊飯器で保温した場合にかかる電気代は、約6.94円

一方、保温せずに電子レンジで加熱して食べた場合は、約5.93円だといいます。

ごはんを炊飯器で保温するのは、4時間までが目安です。保温のためのエネルギーより、電子レンジで温め直すエネルギーの方が少なくなります。

また、保温時間が長くなると電力の消費量が増えるだけでなく、風味も悪化するため、保温するにしても4時間までが目安だといいます。

ご飯を炊く時には、食べる時間に合わせて炊き上がるように、タイマー予約などを上手に活用したいですね。

「つい、長時間保温のまま放置をしていた…」という人も多いのではないでしょうか。

少しの節約でも、続けることで家計の負担を減らすことにつながります。この機会に、電気の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]


出典

経済産業省 資源エネルギー庁

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